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喜劇 駅前桟橋

​ 徳さんのお妾さん1号が住む島 : 男木島(香川県高松市男木町)
・男木港より徒歩5分
徳之助がやす子の自転車に乗せられて船まで来るシーンだ。徳之助は連絡船の到着から出航までの短い間、それぞれの島に囲うお妾さんと過ごしているようだ。
場所は男木(おぎ)島の男木港。​左側の家は現在もかなり残っている。
上の拡大シーン。
出航を待つ連絡船。
現在はフェリーになり、桟橋も少し北に移動している。
高松から息子の徳太郎(松山英太郎)とお玉さん(池内淳子)がモーターボートで上陸するシーンだ。夜という設定なので連絡船の運航が終わった時間帯だろう。
​場所は男木島の南東にある男木漁港になる。
大変申し訳ないが、上のシーンは雰囲気を見てもらうために載せてみた。正確には少し南の桟橋になる。
左の空撮で、桟橋②が上のシーンの場所で、実際には桟橋①の場所にモーターボートが到着した。
今回使用の1974年空撮では桟橋②は存在していないのがわかる。2016年では桟橋②とその先端から伸びる防波堤及び南側にも防波堤ができ、漁港自体もかなり整備された様子がわかる。
問題の桟橋①だが、漁港の整備とともに海岸線が埋め立てられ、現在では道路の一部になっているのが下のアイコンからストリートビューで確認できる。中央奥に延びる道路が桟橋①で、右側の黒い温室(?)辺りにモーターボートが到着したと思われる。
四国高松港と瀬戸内海の島々を結ぶ連絡船の船長森田徳之助(森繁久彌)は、それぞれの島にお妾さんを囲う好き者だ。島のシーンは殆ど1号お妾さんのやす子(塩沢とき)の住む男木島でロケされているようなので、まずこの島をロケ地をまとめて紹介する。
・高松港よりフェリーで40分
徳之助と徳太郎は進路をめぐり大揉め中。そこで徳太郎の親友・太平(長沢純)は島を回り徳之助の妾の子たちを集め味方につける作戦に出た。
​看板には「第三栄荘」とあるので、3号お妾さんの島のはずだが、お妾さん1号の男木島で撮影された。
・男木港より徒歩3分
子供たちを説得する太平。
場所的には上の場所の反対(山)側になる。残念ながらちょうどよいストリートビューがなかった。
1969年 東京映画/東宝 監督:杉江敏男 製作:佐藤一郎 シネスコ カラー 90分
​出演:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、池内淳子、三木のり平、島かおり、松山英太郎、春川ますみ、左卜全、長沢純、京塚昌子、塩沢とき、美保くるり、平田晴美、金田典子、ロニー・ミラー、三笑亭笑三、正司歌江、正司照江、正司花江、三沢あけみ、三國景子
アンカー 1
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