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Hyper Azabu Tano9
秋立ちぬ ③
1960年 東宝 監督:成瀬巳喜男 製作:成瀬巳喜男 シネスコ モノクロ 79分
出演:乙羽信子、加東大介、夏木陽介、河津清三郎、原知佐子、大沢健三郎、一木双葉、藤原釜足、賀原夏子、菅井きん、藤間紫、三田照子、園田あゆみ、小西瑠美、野上優子、草川直也、三浦敏男、西条康彦、桜井巨郎、杉浦千恵
秀男と悪ガキたちが乱闘騒ぎを起こした公園 : 京橋公園・旧 京橋小学校(京橋プラザ/東京都中央区銀座1−25−2)
秀男に気付いた悪ガキ達が飛んできた。
「お前この前のバットどこへやったんだ!」と秀男に詰め寄る悪ガキ達。
「オラ知らねえずらぜよ」何やら雲行きが怪しそうだ。
どうやら先日の空き地での野球の際、バットを置いてきてしまったようだ。
昭太郎から三島旅館への配達を頼まれた秀男は、近道かどうかわからないが京橋公園へ入ってきた。
とうとう乱闘がはじまった。田舎で鍛えただけあって秀男は結構武闘派だ。
謎の少女が散らばったトマトを拾ってくれた。
お礼を言い去っていく秀男。謎の少女も秀男の後を追い始めた。
秀男も微笑み返し。
京橋公園を出た秀男は京橋小学校横(西側)の道路を北から南方向へ歩き三島旅館へ急いだ。
秀男を見て微笑むの謎の少女。
つけられている事に気付き振り返る秀男。
校舎に続き画像右奥がプールになる。
この場所について『大瀧詠一の「映画カラオケ」のすすめ。(月刊東京人2009年11月号)』によると
・少女の奥に橋が見える
・画像を拡大すると「白魚橋」のプレートが確認できた。
とあるが、どれだけ見ても私には橋もプレートも確認できなかった。
またこの場所は『ぼくの近代建築コレクション』様のブログに詳しく紹介しているので、是非ご一読いただきたい。
秀男と少女が微笑みあった道路 : 京橋小学校西側道路(東京都中央区銀座1-19と1-25の間)
不審そうに少女を見る秀男。
築地川沿いを歩き、秀男は間もなく三島旅館到着する。
三島旅館勝手口前で立ち止まり入るのに躊躇する秀男。謎の少女もすぐそこまで来ている。
秀男が配達に行った三島旅館の勝手口 : 旅館瀬川(銀座プラザビルディング/東京都中央区銀座3-15・)
母親の勤める三島旅館に入っていった秀男は、配達のトマトを渡す。だが、喧嘩で散らばったトマトは傷だらけ。旅館のおばさん(菅井きん)にこっぴどく怒られてるところへ謎の少女が助け船を。少女は三島旅館の娘で名を順子という。
ふり返る秀男。謎の少女はまだついてくる。
中央左の大きな建物が中央区役所、その下の橋が亀井橋、その下には築地川が流れる。
振り返りながら三島旅館横の路地を入る秀男。
秀男を見ながら裏玄関から入る謎の少女。
三島旅館で庇ってもらったのが縁で仲良くなった秀男と順子。今日は「海が見たい!」という秀男を連れデパートへ来た。
秀男と順子が行ったデパート : 松坂屋銀座店(東京都中央区銀6-10)
店内を歩く秀男と順子。夏休みの宿題の「昆虫標本」を買うという順子だったが、「やめとけよ!生きたカブト虫を貸してあげるから」とやさしさを見せる秀男だった。
デパート屋上に上がった2人。
「あれが海よ!」海を見たことがないという秀男に順子が教えた。でもそこは秀男の思っていた海とは違っていた。
ロケは銀座6丁目の旧 松坂屋銀座店が使われた。巡礼時は残念ながら建て替え工事中だった
夏休みも残り少なくなったある日、昭太郎は秀男を連れ多摩川に来た。
昭太郎が秀男を連れていった川べり : 多摩水道橋付近(神奈川県川崎市多摩区登戸新町3東の多摩川河川敷)
河川敷に到着。
奥に見えるのが、2人が渡ってきた多摩水道橋、その奥に見えるのは小田急の鉄橋と思われる。
順子のためにカブト虫を探す秀男。
秀男を乗せて橋を爆走中の昭太郎。
渡っているのは多摩水道橋。東京の狛江市と川崎市多摩区にかかる橋だ。
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