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女経 第1話 耳を噛みたがる女

ここは中央区の今は無き箱崎川になる。奥の橋は女橋で、この先菖蒲橋、男橋を経て墨田川に合流する。左の橋は川口橋で、下を浜町川が流れる。中央は紀美の母親で今日も朝から洗濯と小言に忙しい。
上とは反対側を見ている。この先箱崎川は、土洲橋、新永久橋、箱嵜橋を経て日本橋川に合流する。
陸に上がった美紀と妹。美紀の奥は現在区立有馬小学校となっている。
​ 紀美の住む船の係留場 : 東京シティエアターミナル付近(東京都中央区日本橋箱崎町)
※韮崎駅その他の画像
その他の画像
1969年の住宅地図で見てみる。
箱崎川は1971~72年にかけて埋め立てられたので、地図では残っているが、上には首都高6号線が走っている。
また区立有馬小学校は「蛎殻公園」となっているので、後に学校敷地となったのだろう。
陸に上がっても「小遣いくれ!」と美紀を追いかける妹。
・東京メトロ半蔵門線水天宮前駅下車 徒歩3分
60年代の映画にスターホテルは度々登場する。パッと思い浮かぶのは「如何なる星の下に」と「接吻泥棒」だ。三吉橋も含めるとまだまだある。三吉橋の独特の形状、掘割も含めた風情がロケ地として人気があったのだろう。
三吉橋の上で辺りを見回す美紀。こういう習性は昔も今も同じだな。
1962年の住宅地図で見てみる。
中央区役所の上がスターホテルになる。「スターポール」と読めるが、テの下の部分が消えてしまってるのだろう。三吉橋が一本の橋になってて、かなり作りが雑な面があるがなんせ古いのでご勘弁を。
​ 紀美が客との逢い引きに使ったスターホテル : 冨士中央ビル( 東京都中央区新富2-1-7)
・東京メトロ有楽町線新富町駅下車 徒歩1分
1960年 大映 監督:増村保造 製作:永田雅一 シネスコ カラー 100分
​出演:若尾文子、平倉厚美、 村田知栄子、川口浩、 田宮二郎、左幸子
アンカー 1
アンカー 2
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