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喜劇 駅前温泉

列車が到着し観光客が降りてきた。
画像右の「駅前温泉」と書かれたこけしの看板が現在の歩道の端辺りになることから、当時の駅出入り口は現在よりかなり右、茶色の壁の辺りと思われる。
​ 温泉駅 : 岩代熱海駅(磐梯熱海駅/福島県郡山市熱海町熱海4-406)
・JR磐越西線磐梯熱海駅下車
各旅館とも客引きに一生懸命だ。
駅から出てきた美女(淡路恵子)に殺到する旅館の客引き。
​奥の松本屋旅館は現在も営業中。松本屋旅館の向かい(画像では右)に駅前温泉観光協会の建物がある。
ちょっと奥の近代的な温泉旅館には、このバスで行く。
画像左の建物は、字が読めないがバス会社の案内所だろう。現在の画像では左手前のタクシー辺りに建っていたと思われる。
駅から出てきた観光客は、駅前のイマイチ人気のない駅前温泉街か、左のバスに乗り、ちょっと奥の豪華温泉ホテルに行くか分かれる。
福屋旅館の主人・徳之助(森繁久彌)のお転婆娘・夏子(司葉子)がバイクで帰ってきた。右は芸者の金太郎(沢村貞子)。
右の建物2階には駅前温泉観光協会がある。当初この建物が小松屋旅館と思っていたが、ここは現在駅前広場の足湯になっている。現在の駅前広場の場所は当時殆ど建物があったと思われる。上のバス案内所もその一つだ。
1962年 東京映画/東宝 監督:久松静児 製作:佐藤一郎 シネスコ カラー 103分
​出演:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、司葉子、淡路恵子、夏木陽介、池内淳子、三木のり平、森光子、沢村貞子、織田政雄、柳家金語楼、五月みどり、神楽坂まん丸、菅井きん、原田毬子、赤木春惠、三原葉子、左卜全、立原博、立岡光、小林十九二
左端が、徳之助が密かに(温泉中皆知っているが・・・)恋心を寄せるお景ちゃんの「みどり美容院」だ。この日もそぉっとのぞきに行ったが、店の前で金太郎とバッタリ。ついてない・・・・・
奥の「木戸畳本店」は、現在も近所で営業している。
​ お景ちゃんの美容院 : 個人宅(福島県福島市飯坂町湯町6-2)
・福島交通飯坂線飯坂温泉駅下車 徒歩5分
美容院前の道を歩く徳之助と芸者の染太郎(池内淳子)。染太郎は金太郎の妹分になる。
画像左端に「木戸畳本店」の看板が半分だけ見える。
街中の階段を降りてくる徳之助。
階段の幅が広がってるようだが、どこを基準に広げたかは不明だ。看板の「旅館牡丹」は現在は廃業している。
​ 徳之助が浮浪者母娘にお金を渡した場所 : 鯖湖湯前(福島県福島市飯坂町湯沢32-イ)
・福島交通飯坂線飯坂温泉駅下車 徒歩6分
浮浪者母娘(菅井きん・久保一美)を連れた警官(織田政雄)に声をかけられる徳之助。どうやら万引きで捕まったらしい。
心配そうな娘。哀れに思った徳之助は、娘に小遣いをやった。
画像右端とその左隣の建物は現在も残っているようだ。
親子を連れ去っていく警官。
アンカー 1
アンカー 2
アンカー 3
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